初心者でもわかりやすい金融用語集

立会外分売

立会外分売とは、 株式 株式株式とは、企業が資金を調達するために発行する証券の一種であり、これを購入することで投資家はその企業の所有権の一部を持つことになります。株式を保有することで、投資家は企業の利益の一部を配当として受け取る... 市場において、通常の取引時間外に特定の条件で株式を売却する方法のことです。通常の取引時間中に行われる売買とは異なり、立会外分売は 立会時間 立会時間立会時間とは、証券取引所で株式などの売買取引が行われる時間帯のことを指します。 例えば、東京証券取引所の場合、通常の立会時間は午前9時から午前11時30分までの前場と、午後0時30分から午後3時ま... 外に売り出しが行われます。

例えば、既存の 大株主 大株主大株主とは、企業の発行済株式のうち、一定割合以上を保有している株主のことです。一般的には、企業の発行済株式の5%以上を保有する株主が大株主とされます。 大株主は、企業の経営に対して強い影響力を持つこ... が保有する株式を、特定の価格で複数の投資家に分配する形で売却します。この方法は、 株価 株価株価とは、株式市場において、企業の株式が取引される際の1株当たりの価格のことです。株価は、企業の業績や経済状況、投資家の感情など様々な要因によって変動します。 株価は、株式を購入したい投資家と売却し... の急激な変動を避けるために用いられ、投資家にとっても市場価格よりも有利な条件で株式を取得できる可能性があります。

立会外分売は、通常の市場取引とは異なり、取引所の立会時間外に行われるため、取引の透明性や公正性が保たれるように厳格なルールが設けられています。また、立会外分売と対比される用語として、通常の取引時間内に行われる「立会内取引」があります。