カナダドル の記事一覧

吉田恒の為替デイリー
【為替】「トランプ関税」の一方でカナダドル売り見直し
トランプ米大統領は2月1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を賦課する命令に署名した。いよいよ実行された「トランプ関税」は米金利上昇、それに伴う米ドル高をもたらすことになるだろうか。
ただ一部のデータによると、カナダドルは対米ドルで空前の売りが続いていたものの、先週(1月27日週)にかけて見直しが広がっていた。
これが「トランプ関税」関連取引の「行き過ぎ」修正を示しているなら、さらなる米金利上昇、米ドル高は限られるのではないか。

吉田恒の為替デイリー
【為替】米ドル、米金利と「トランプ関税」の関係
先週(1月14日週)後半、米金利は比較的大きく低下した。
こうした中で先週にかけて一部のデータでは、この間大きく売られてきた米10年債やカナダドルの買い戻しが確認された。
「トランプ関税」リスクを意識した取引の逆流が米金利低下を後押しした可能性もあるのではないか。

吉田恒の為替デイリー
【為替】変わる「投機の主役」とそのテーマ
半年前、160円を超える「歴史的円安」局面における為替市場の投機的取引の主役は円売りだった。この投機的取引の主役は、最近はカナダドル売りや米ドル買いに変化している可能性がある。背景には、投機テーマの変化がありそうだ。

吉田恒の為替デイリー
【為替】「トランプ関税トレード」のバブル化懸念
最近にかけての米金利上昇やカナダドル売り急増などは、トランプ次期米大統領の肝いり政策である関税に伴うリスクへの懸念が大きく影響している可能性がある。
「トランプ関税トレード」は、カナダドルが空前の「売られ過ぎ」になっていることなど一部に極端な「行き過ぎ」、つまり「バブル化」の懸念も感じられる。

吉田恒の為替デイリー
【為替】軒並み金利差からかい離するクロス円
6月26日に160円を上回り、金利差からかい離した米ドル/円の円安が広がっているが、これはクロス円にも多く見られる現象だ。
ただクロス円の中には、日米金利差ほど大幅な円劣位と言えないケース、また対米ドルでヘッジファンドは売っているのに、対円では大きく買われる(円売り)など円売り拡大に疑問符が付くケースも見られる。

吉田恒の為替デイリー
【為替】豪ドル/円、加ドル/円、「強いクロス円」の理由
米ドル/円が2023年11月に記録したこの間の高値151円台に近づき、上げ渋る動きとなっている中で、豪ドル/円など一部のクロス円はこの間の高値を更新してきた。
これは大幅な金利差による外貨優位に加え、米ドル/円に比べて円安阻止介入への警戒感が乏しいことなどの影響なのか。ただ、金利差からのかい離や、中長期的な「上がり過ぎ」の懸念もある。

大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
原油価格と通貨の関係
原油輸出量が大きな国は原油高によって利益が膨らむ~カナダの場合~
米ドル安=原油高、米ドル高=原油安から見る物価と通貨の関係
原油急落時には注意が必要

吉田恒の為替デイリー
カナダドル/円でクロス円をヘッジする
豪ドル/円、ユーロ/円などが52週MAを長く上回り、上昇トレンドへの転換の可能性が高くなってきたのに対し、カナダドル/円はなお52週MAを下回って推移している。
このような値動きからすると、カナダドル/円はなお下落トレンド継続中の可能性があるため、基本は売り。豪ドル/円などの買いポジションのヘッジに活用できる可能性あり!?