2019年の相場展望をお届けします。
米国の景気拡大局面は終わりに向かう【前編】
ファーウェイ事件で米中貿易交渉の先行きが不透明に2019年を予想する上で、米中貿易問題は最大のワイルドカードである。12月1日に米中首脳会談が実施され、米中貿易摩擦問題は一時休戦となった...
米国経済は潜在成長率を上回る成長が持続する見通し【中編】
雇用は良好11月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比15万5000人増と市場予想(19万人)を下回ったものの、失業率は3.7%、時間当たり賃金は前年比+3.1%と、ともに前月から変わらず、良好...
今回の米国株調整期と類似した2016年を振り返る【後編】
2019年の米国株相場を予想するにあたり、大統領選挙サイクルによる株価の動きを参考にするともに、今回の米国株調整期と類似した環境を有する2016年初頭を考慮に加味した。以下が大統領選挙サイ...
株価にとってマイナス材料が多い2019年、各機関が世界経済の成長率を下方修正【前編】
政治的な問題、地政学的な問題がマーケットに悪影響2018年のマーケットを振り返ると、政治的な問題がマーケットを揺さぶりましたが、経済はまだ比較的堅調でした。しかし最近は弱い経済指標が出...
2019年の為替市場は、弱いもの叩きの動き【後編】
FRBが利上げペースを落とす可能性に注目やはり最大の注目材料はFRBの利上げのスタンスに変化があるのかどうかだと思います。トランプ減税の効果、財政拡大政策の効果の剥落による経済減速、米ド...
2019年日経平均は前半に安値1万9000円、後半に2万3500円予想
2019年の株式市場は、前半は上値の重い展開が想定される。後半については外部環境の動向次第だが、戻りを試す展開を想定している。ポイントは企業業績と需給動向にあるが、業績の前提である外部...
株高の条件が整う日本経済、新元号が号令に
株の乱高下に揺さぶられた2018年が終わる依然株式市場を覆う霧が晴れないが、長期上昇相場は続いている、との見方を変える必要はないのではないか。この間の株価の意表をついた下落、著しく高い...
- 森 崇
- マンハッタン・グローバル・フィナンシャル CEO
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大和証券、米国証券会社ブルーストン・キャピタル等を経て、現在、証券会社 マンハッタン・グローバル・フィナンシャル CEO。在米27年。テレビ東京「モーニング・サテライト」、ロイターテレビ、TBSラジオ等に出演の他、各種新聞、雑誌に寄稿中。米国のみならず、ヨーロッパ経済のマクロ・ミクロに精通し、その簡潔明瞭な語り口は多くのファンを持つ。
- 田代 岳(YEN蔵)
- 経済評論家、アナリスト
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シティバンク、スタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。
その後、独立し現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。
為替を中心に株式、債券、商品、仮想通貨と幅広くマーケットをカバーして分かりやすい解説を行っている。
- 和島 英樹
- 経済ジャーナリスト
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日本勧業角丸証券(現みずほ証券)、株式新聞社(モーニングスター※現:ウエルスアドバイザー株式会社)記者を経て、2000年にラジオNIKKEIに入社。東証・記者クラブキャップ、解説委員などを歴任。2020年6月に独立。企業トップへの取材は1,000社以上。近著に『1万円から始める勝ち組銘柄投資』(かんき出版)。レギュラー出演番組にラジオNIKKEI「マーケット・プレス」、東京MXテレビ「東京マーケットワイド」、日経CNBC「朝エクスプレス」など。日本テクニカルアナリスト協会評議委員。
- 武者 陵司
- 株式会社 武者リサーチ 代表
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1949年長野県生まれ。1973年横浜国立大学経済学部卒業後、大和証券に入社。
1988年大和総研アメリカでチーフアナリストとして米国のマクロ・ミクロ市場を調査。1997年ドイツ証券調査部長兼チーフストラテジスト、2005年ドイツ証券副会長を経て、2009年株式会社武者リサーチを設立。
主な著書に、『日本株大復活』(PHP研究所)、『新帝国主義論』『「失われた20年」の終わり地政学で診る日本経済』(東洋経済出版社)『超金融緩和の時代』(日本実業出版社)『結局、勝ち続けるアメリカ経済一人負けする中国経済』(講談社+α新書)2017年8月18日発売、等がある。