先月下旬からスタートした3月期決算企業の中間決算発表は先月30日がピークとなりましたが、11月に入ってからもまだまだ決算発表が続いています。こうしたなか6日の投資のヒントでは11月2日から5日までに決算を発表し銘柄を対象に決算を集計しましたが、今回はそれ以降昨日までに決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に早速、決算をまとめてみました。
その結果をみるとこの間も上方修正が下方修正を大きく上回っています。下方修正10銘柄に対し上方修正26銘柄となっており、大和ハウス工業(1925)やNTT(9432)、清水建設(1803)など上方修正に踏み切ったもののなかには株価が大きく上昇する銘柄がありました。また、業績予想を据え置いたもののなかにも株価が急伸するものもみられました。オリンパス(7733)は業績予想を据え置いたものの、上期の営業利益が3割増の大幅増益となったことでストップ高と急騰しました。さらに上期実績がマーケットの期待を上回ったNOK(7240)も11%高と急伸しています。
決算集計速報PART5 決算で株価が急騰した銘柄はこちらからチェック
もう一つのヒント
明日の決算発表スケジュールは
3月期決算銘柄の中間決算発表もいよいよ終盤で、決算発表企業も徐々に少なくなってきます。こうしたなか明日は日清食品ホールディングス(2897)やT&Dホールディングス(8795)、西武ホールディングス(9024)などが決算発表を予定しています。
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