中国人民元の切り下げやその後の中国株の大幅下落などを受けて日本市場も大きな調整となりました。また、米FOMCでは利上げが見送りとなったものの、世界景気の減速懸念が意識され軟調な展開が続いています。そのため20,500円前後で推移していた日経平均は先月下旬に一時17,000円を割り込む場面もみられました。その後、日経平均は切り返す展開となっているものの、依然として18,000円台での推移となっています。

しかし、このようにマーケットが大きく混乱するなかでも数多くの上方修正を受けてコンセンサス予想が大きく上昇した銘柄もみられます。そこで今回はこの一カ月の間に複数の上方修正で営業利益のコンセンサス予想が5%以上上昇した銘柄をピックアップしてみました。そのなかでも特にコンセンサス予想の上昇が目立つのが先月末に通期の会社予想が上方修正されたアダストリア(2685)で、7件の上方修正を受けてコンセンサス予想が一カ月前に比べ2割以上上昇しています。

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