Panama と云うと Van Halen のゴキゲンな歌を思い出しますが、こちらは Panama Papers パナマの法律事務所から流出した、過去40年間の膨大な量の様々なオフショア金融取引に関する書類のことです。プーチン大統領を始め、いくつかの国の大統領・首相、そしてその関係者や、セレブ、スポーツ選手、スキャンダルに絡みがちの組織、各国マフィア、麻薬や武器の密売人など、あらゆるスキャンダラスな名前が出てくるようです。ドイツの新聞社が、ICIJという調査ジャーナリストの国際コンソーシアムのメンバーと協力して、入手した2.6テラバイトに上る文書を分析し、世界は大騒ぎになっています。中国の検索エンジンでは、パナマ文書を検索しても一切何も検索に引っ掛からないようです。

これは色々な意味で興味津々です。これからどんなニュースが飛び出してくるのか?それによって国際政治に何かしらの影響は出るのか?日本に於ける報道状況に鑑みるに、このICIJというコミュニティに日本人はちょっとでも関与しているのか? Van Halen の曲のような楽しさはありませんが、騒動ぶりを眺めてみたいと思います。