犬も歩けば棒に当たる、と云いますが、これは災いに会うと云う意味と、幸運に会うと云う意味と、両方あるようです。約十日間の、米国内三ヶ所を回り、様々な、そして大勢の人と会った出張から、今日帰ってきました。多くの出会いがあり、それらはほとんど全てがいい出会いばかりでした。出会い、と云うのが正確か分かりません。何故なら初めて会った人だけではないからです。それでも尚、出会いには違わないと思います。
フロリダの(マネックス証券から見たら兄弟会社の)同僚たち。多くは前から知ってますが、最近入社した者もいます。鋭いビジネスセンスを持った者。気持ちのいい奴。同士と云えるような者たち。そしてボストンで会った毎年会う人たち。そこには人によって経年変化があったりなかったりで、逆定点観測的な気付きもありました。ボストン・ニューヨークで会った機関投資家たちは、基本前から知ってる人たちですが、彼らから定点観測した当社に対する評価や意見は、とっても参考になりました。彼らはまた、こちらから質問をするにもいい"壁"です。
そして何よりも、これらメインの用事以外で会った人たち。20年以上の友人4人に、それぞれ会いました。一人はアメリカ人。彼らの何気ない一言が心に染み入ったりしました。本当に貴重です。そしてその他何人かの親しい友人と話し、楽しみ、時に相談もしました。更に新しい出会いもあり、その中に様々な価値を感じました。この十日間は、正に一日当たりの出会い量・気付き量・さりげない感動が、特に大きい日々でした。自らが動くことで知れることが多くあることを、再認識した出張でした。体調管理もうまく行ったし、尚一層前進します!