高岡で、飲んで食べて、大勢の人と話しました。母が生まれ育った地が高岡で、母方のルーツは全て高岡か高岡周辺なので、私の血の半分は高岡製です。そして4人の祖父母の中で、気質的には高岡の祖父が私の要素のほぼ全てのように思っています。こう説明すると、高岡の人はとても優しく歓待してくれたので、あ、ここは私のふるさとの一つなんだと、とても強く感じました。今までの一生の中で、もっとも強くそう感じました。理由は明らかに二つあり、今までは高岡の親戚としか話したことがなかったのに、今回は高岡の大勢の方と話したので、親戚を通して町を感じるのではなく、直接町に触れたから、そしてもう一つは今回大勢の人と一緒に高岡に行ったのですが、その中で私が一番高岡に近かったから、だと思われます。食べ物よりも気候よりも、人に一番土地柄が出るのは、当たり前のことですね。自分は東京周辺で生まれ育ったので、ふるさとはないと思っていたのですが、歴然とあることに気が付きました。本当にいい経験でした。
ふるさとを大切にしていきたいと思います。