今日、出先で仕事の合間に、ちょっとドラッグストアに寄りました。サプリメントを探していたのです。移動中に予めスマホで少々研究をし、その上でお店で棚に書かれている説明やサプリのパッケージに書かれている成分を読み、色々検討した上で商品を選び、カウンターに持って行きました。持って行くまでは淡々と会計をするつもりだったのですが、カウンターのおじさんの前に立つとふと成分についての質問をし、するとあっという間にお互いに引き込まれるように相談(お喋り)を始め、どういうサプリ、どういう効果を望んでいるかを話し、彼は適宜参考書(業務用の仕様書のようなもの)を引きながら豊富な知識で応えてくれて、結局私が選んだ商品は要らないことになり、違う商品を数点納得して購入しました。支払額は高く付きましたが、心から良かったと思い、おじさんもとても満足そうでした。やはりこういう展開ってありますよね。
人間の脳の情報蓄積量の多さ、回転の速さ、想像したり先回りして考える力、多くの引き出しを関連づけ、そしてそれを抽出する力と速さ。これらはやはり既に書かれている静的な活字情報とは、何倍も、いや何百何千倍、もしかしたらそれ以上の差があります。たかが人間されど人間。インターネット証券というビジネスモデルを私たちは実践していますが、この「人間の力」を最大限に育て引き出していくことが重要であると再認識したのでした。

さて、では今日は当社グループのアメリカ・ビジネスの状況を説明していきましょう。これはかなり大部になります。なので今日は先ずは目次というか、これから何を説明していくかのトピックについて説明したいと思います。

先ずは当社グループのアメリカ・ビジネスにとって、何が一番重要な収益源かという説明。これはアメリカの証券会社に一般に通じることなのですが、敢えて単純に二大要素を抽出すると市場のボラティリティと短期金利水準になります。何故か?当社グループのアメリカ・ビジネスは残念ながら今のところ赤字なのですが、その理由と、今後いつ頃黒字化していくかという見通しとその理由など。これは前述のボラティリティと金利に関係することの他に、顧客基盤の自然成長率や、コストカットの取り組み、B2Bと呼ばれる、アメリカ・日本以外の証券会社などに技術供与する新しいビジネスなどの説明を含みます。そして当社のグループ会社のアメリカに於ける或いは世界に於ける評判。それらのことを今後、通常のつぶやきに追加する形で、パラパラと話してまいりますので、よろしくお願いいたします。