先週から当社グループの状況についてのアップデートをこのつぶやきでも行わせて頂いておりますが、昨日書いたように今日は一日その話はお休みして、柔らかい話題を書かせて頂きます。

私は映画を見るのが好きですが、いかんせん時間が掛かるので、最近では飛行機の中で見るケースが増えています。先週のイギリス出張時も、往復で確か三本の映画を見ました。一本目、アクションもの。悪くはないのですが、終わり方に盛り上がりがなく、なんか水平飛行のまま飛んでいったような感じ。映画を見た充足感に欠けました。二本目は某話題の邦画を見ました。これが、いいのですが、ゴツゴツした感じで、なんか心配で、悪い意味でドキドキして、最後まで観られずに、ちょうど半ばくらいで観るのを停止しました。どんな映画でもテレビでも、一旦観たら最後、エンディングまで観てしまう私としては珍しいことです。

そして復路、いくつかテレビ番組などを観たあとに、やはり中途半端はいけないと思い、往路で観るのを途中放棄した邦画を再度その途中から観始めたのですが、20分ほど観て停止し、暫くしてから気を取り直して観始めるも、やはり10分程度で停止し、それで完全に放棄してしまいました。そのあとの展開が、悪いドキドキが続き、そして最後もハッピーエンドではないだろうと想像されて、色々悩んだのですが、やはり時間の使い方としてよろしくないと決め付け、そうしました。

そしてすかさずお口直しに、以前に何度も観たことのある、有名ラブコメ洋画を観ました。エンディングだけ観ようと最初は思ったのですが、頭から観ると一気に引き込まれてそのまま最後まで観て泣き、満足して、もう一回最後の40分くらい観てまた泣く。そんなことをしました。この映画の流れは、前出の邦画とは対照的で、ゴツゴツせずにテンポ良くスルスルしていて、最後は豪球がホップするように、シューッと上がり調子に感動を巻き起こしてハッピーエンドで終わるのです。あぁいいな。映画はこうでなくっちゃ。

映画に限らず、なべて人の営みは、それが人生のようなとても長いものから、ちょっとした文章を書く短いものまで、終わりが良くないといけないと思うのです。毎日毎日を、シュッといい感じで終えるように、意識して過ごしたいと思います。