暦は決して止まることなく、常に進んでいきます。雨水かと思ったら、もう啓蟄が来ました。次はもう春分です。早いですね。日本の株式市場もようやく上方に動意が出てきました。今までじっとしていた虫が這い出してくるように、もう我慢できないと上がり始めたのでしょうか。
GPIFの運用に関する厚労省草案は、政権がリスクに対する日本の考え方を変えていこうとする意志を感じます。今月19日には全国地価公示が発表されます。これは恐らく全国平均プラスで出てくると思うのですが、それも全国の消費者、投資家、経営者のリスクに対する考え方に大きな影響を与えていくでしょう。
今の動きが、一年の中の一時期というスケールではなく、四半世紀単位の啓蟄であることを願います。