予定よりちょっと延びたアメリカ出張からようやく帰って来ました。そして私はとっても元気です。久し振りの日本だからと云うよりは、久し振りのニューヨークでめちゃくちゃ充電できたようなのです。1つは急に決めた延泊なので、これは(私が大好きな、そして偶にやる)途中下車して温泉に泊まってしまうようなもので、その開放感たるや並々ならぬものがあります。もう1つは私のビジネスの基盤がやはりニューヨークなので、文字通り情報などの充電がされた点もあります。青春期とは何歳頃を指すのか不明ですが、20代前半から30代前半までの私の籍はニューヨークにあったようなものなので、青春の現場に戻ったという点もあるでしょう。とにかくもうバリバリです。こんなことなら数ヶ月に1回はニューヨークに出張して継続的に急速充電をした方が良さそうです。人によってはハワイ、私はニューヨーク。変と云えば変ですが、まぁそれもありでしょう。

ところでそのニューヨーク、オバマ大統領の人気が大暴落していました。話をしたのは市場関係者ですが、例外なく幻滅していました。経済政策に対する不満が中心です。他にも政治的な問題がありますが、あまり書きすぎると差し障りも出そうなので、やめておきます。どこの国も同じような状況だと感じました。しかし面白いことに、日本に対する評価は相対的に上がっているというかあまり悪くないと感じました。要は下りのエレベーターに乗って隣の下りのエレベーターを見ているので、あまり悪く見えないのでしょう。そんな中で、日本株に対する見方も、いい点を探そうとしている投資家が多いように感じました。何事も相対的なもんですね。このようなことも、色々と違う場所で見聞しないと、少なくとも違う視点から観察しないと、分からなくなってしまいます。壺に嵌ってしまわないように、気をつけたいと思います。