やってしまいました。ボストンからニューヨークへのシャトル便。ゲートの目の前に十分早く着いていたのですが、のんびりサラダを食べたりお茶を飲んだりしていたら、そしてちょっと電話が入って話している隙に、ゲートは閉まって飛行機は飛んでいってしまいました。がーん。久し振りですが、今までに何度かあった乗り遅れです。1時間遅い便で無事移動しました。

ボストンでは青春時代の憧れの地、そして挫折の地であるハーバードでしっかりと講演ができたことは、やはり嬉しかったです。ボストン郊外にハーバード以外に本当の挫折の地があるのですが、そこも友人の計らいで訪れることができて、何か人生の復習をしたみたいで充実した週末でした。しかしその所為か風邪が酷くなり、辟易としています。ノド風邪なのですが、IRでも講演でも、或いはビジネス・スクールの学生とも、とにかく話すことが仕事なので、物理的にノドの炎症が収まらないようで、これは仕方がないと云うべきか何と云うべきか。ニューヨークでも久し振りのIRをしなければいけないので、なんとか乗り切らねば。

久し振りと云えば、ニューヨークの定宿に久し振りに戻りました。新型インフル等で暫く来なかったことになります。しかしあまりにも懐かしい、いつもと全く変わらない雰囲気で、私を迎えてくれました。これは落ち着きます。きっとここで再生していくことでしょう。思えばこの小さな定宿に泊まり始めてから、随分と長い年月が経ったことになります。やはり人の変化の方が大きいのでしょうか。年年歳歳花相似 歳歳年年人不同-この詩は私にとっては本当の意味がいつになっても不確定です。一番変わらないものは、人の心かも知れません。