昨晩ニューヨークでは、日の丸が掲揚されたそうです。あの有名な摩天楼エンパイア・ステート・ビルディング(ESB)は、その最上部を毎晩ライトアップしています。三層にライトの色を変えられるようになっていて、使えるライトの色は、白、緑、赤、橙、黄、ピンクなどがあるようです。それらの組み合わせることによって、様々なテーマに合わせたライトアップをしています。 そのESBの最上部が、昨晩は白・赤・白の組み合わせでライトアップされたとのこと。ESBのホームページを確認すると、確かに「WBCのチャンピオン・日本を祝して」と書いてあります。素晴らしい!アメリカ・チームは日本に負けたのに。或いはアメリカのベースボールが日本の野球に負けたのに。
文化のるつぼ、ニューヨークだから出来たのかも知れません。しかしアメリカにはこう云ったおおらかなところがあります。最近のアメリカはちょっと駄目なところが目立っていましたが、こう云うところはいいですね。アメリカのマーケットや経済にも、ちょっと復活の兆しが見えてきました。持ち前の明るさを取り戻して、元気になっていって欲しいものです。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。