日曜日に水没させた携帯。電話機そのものが復活することはありません。違う電話機の使い方を憶えるのもかなり億劫なので、同じ製品を手に入れようと試みました。しかしこれが中々見つからない。去年の夏に買ったばかりの新しいモデルなのに!

ちょうど昨日は祝日だったので、ショップに片っ端から電話をしてみました。しかしいくら掛けてもなし。ターミナル駅周辺よりも急行が止まらないような所の方があるかも知れません、との助言もターミナル駅周辺のショップの人に貰い、埼玉県の中にまで侵入。なんと、或る店で(望んでいない)ピンク色を一台見つけたのですが、躊躇している数時間の間にこれも売り切れ。試しに本州最北地域まで手を伸ばしてみたのですが、ここもだめ。そして疲れ果てて、同機種をショップで買うことは諦めたのでした。

一方並行して、或る人に頼んで、私は○○オクで同機種を落札しようともしていました。もう○○オクで買うしかない。そう割り切って私は昼にそばを食べに出掛けたのでした。行きつけのそば屋は水曜定休。そこでもう一軒のそば屋に行くと、偶々隣にはショップが。そこでうっかり入ってしまった私は、使っていた機種とほぼ同じ、マイナーチェンジした後継機を見てしまったのでした。
新しもの好きの私のハートにポッと火がつき、こうなるともう止まりません。自分に対するありとあらゆる云い訳を、そして○○オクの監視を頼んでいた彼に対する云い訳を考え始めている私がそこにはいました。そうです、私はまんまと某社の戦略に、蜘蛛の巣に絡め取られる蝶のように、完全に捕まってしまったのでした。

でもね、新しい道具(人はおもちゃとも云いますが)って、便利だし、楽しいし、なんか気分が晴れるのです。日本経済にもホンのちょっとだけど貢献できたし。。。あ、また云い訳だ。

しかし水没機からのデータ取り出しにも成功したとの知らせも受け、私の水没プチ騒動は、風邪に罹ってもすぐに治るように、急速に沈静化していくのでした。メデタシメデタシ。