プレゼンテーションは放電のようなものだと思います。プレゼンテーションにも色々ありますが、私の場合は殆どが当社のことについて、マスコミ、機関投資家、個人投資家の方々に説明するIR活動が主です。話すべきことがあるから話せる訳で、何かを作る作業ではなく、何かを伝える作業ですが、これが中々消耗する作業です。きちんと伝えなければ意味がないので、様々なことに神経を使いますし、やはり正しい形と大きさで伝えるためには、或る意味で気合いが必要です。
しかし面白いことに、プレゼンテーションによる放電で消耗するのは体力であり、知力ではありません。常にひとりでに充電は行われているようで、間隔を開けていれば問題ないのですが、連続放電をすると、体力を消耗していきます。しかし知力は逆に充ちてくるものです。しっかり説明をして、色々な角度から御質問や御意見を頂き、それが刺激となって、知力が成長するのでしょう。3ヶ月に1回の四半期発表時は、毎回数日間、朝から晩まで放電が続きます。今日も一日の締めは、個人投資家の方々向けの会社説明会です。漏電では意味がないので、しっかりと放電して、その結果としてより多くの、有益なフィードバックを頂けるように、しっかりと頑張りたいと思います。体力の方は、そのあとに打ち上げをして充電をしたいと。。。