今日・明日は営業活動で大阪に来ています。
近畿に来るたびに、どんなことでも東京との違いを探そうとしてしまいます。いつも気になるのが地名の読み方です。日本橋は東京ではニホンバシ、大阪ではニッポンバシ。同じような名前である四番目の橋も、東京はシノハシ、大阪はヨツバシ。全般に東京の方がアッサリしていて、大阪はコッテリしています。人のノリも、一般に東京はアッサリ、大阪はコッテリかも知れません。耳から常に入る「音」は、人の感情や考え方・行動のパターンに大きな影響を与えるのでしょう。そこで思ったのですが、性格判断も、一般には誕生日や姓名の画数などで行なわれていますが、それよりも実際にどう名前を呼ばれて育ったかに基づいて考えた方が妥当なのではないでしょうか。
私自身も色々な呼び方をされて来ましたが、やはり子供の頃の呼ばれ方に一番性格はマッチしている気がしますし、どう呼ばれるかで、構え方も変わってしまいます。「音」は、私にとってはもしかすると一番気になる感覚かも知れません。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。