一桁増益ながら2023年12月期の最高益を更新した12月決算銘柄は
1月下旬からスタートした12月決算企業の本決算発表も2月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げ、堅調な需要動向などを追い風に増益を確保した企業も多くみられました。そしてそうした銘柄のなかには最高益を更新した企業もあります。
そこで今回は2024年12月期の営業利益は一桁の増益にとどまったものの、2023年12月期の最高益を更新した銘柄をピックアップしてみました。例えば日本たばこ産業（2914）は海外で値上げが浸透したことなどにより、主力のたばこ事業が増益となったことなどから、2024年12月期の営業利益が前期比で3.7％増となり、2023年12月期の最高益を更新しています。
