本日、東証一部の売買高は28億株、売買代金1兆7千億円を超えるという歴史的な一日だった訳で、PCの話などをつぶやいている時ではないのですが、今日の私はPCのことをつぶやかずにはいられません。
朝会社に来て、ウイルスやセキュリティ問題などに敏感な私は、新しいウインドウズ・アップデートが公表されていることを知り、早速更新を掛けました。インストールが終わり再起動・・・、ここで私のウインドウズはダウンしてしまいました。データのバックアップはありますし、こういう状態であれやこれやとPCをいじるのは、必ずしも嫌いではない、というかむしろ好きなのですが、流石に仕事に少々差し障りが出ます。「少々」と書いたのは、通常時に比して、仕事量というか知的疲労感などに大した差はないと感じるからです。結局一日の仕事の実質的な大部分は「考えること」であり、キーボードを打つことは、打っている時はたいそうな事だと思いますが、実は付随的で、大した脳活動もしていないのでしょう。
唯一大きく不便に感じることは、情報の摂取についてです。これは私宛のEメールなどもそうですが、ネット上の一般情報も含まれます。今日の市場大活況−他人の端末を覗き込んで感じるのと、やはり自分の端末とでは何かが違います。早く直して自分のモニターで見て、興奮を実感したいと思います。それでは!
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。