金曜日に<春が来た>とつぶやいて、今日<春爛漫>ではちょっとせっかちな気もしますが、株式市場はどんどん春が来ているという感じです。東証1部の時価総額は、2001年8月15日以来初めて330兆円を超え、日経平均がバブル後最安値を付けた去年の4月28日(224兆円)もしくはTOPIXが最安値を付けた3月11日(221兆円)に比べて100兆円以上増え、実に約1.5倍になっています。業種別騰落率も、金融、建設、不動産、倉庫運輸などが上位を占め、まさにバブルシフトといった様相です。我が国には悪い癖があり、株価が上がると急に何もかも反省なくなってしまい、改革などの努力をやめてしまうことがあります。今回は抵抗勢力などが党内、党外、一部マスコミなどにもいるので、却っていい牽制が持続するでしょうか?最近の事件ニュースを聞いていると、色々な所でモラルの低下を感じることもあるので、しっかりと国民が、政治に限らず企業についても監視していくことも大切です。しかし一方で波に乗ることも重要です。微妙なバランスを維持しながら、成長を持続したいものですね。