【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 49,686.12  △159.95 (5/18)
NASDAQ: 26,090.73  ▼134.41 (5/18)

1.概況

米国市場は高安まちまちの展開となりました。世界的な金利上昇が一服し、トランプ大統領が19日に予定されていたイランへの攻撃をとりやめると発表したものの、市場は方向感を失う展開となりました。

ダウ平均は45ドル安の49,481ドルで取引を開始しました。寄付き直後に上昇に転じ、日本時間22時58分に234ドル高の49,761ドルでこの日の高値をつけました。その後は下落に転じ、日本時間3時59分に173ドル安の49,352ドルでこの日の安値をつけました。以降は再び上昇に転じ。最終的には159ドル高の49,686ドルでこの日の取引を終えました。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は134ポイント安の26,090ポイント、S&P500株価指数は5ポイント安の7,403ポイントで揃って続落しました。小型株で構成されるラッセル2000は18ポイント安の2,775ポイントでこちらも続落となりました。

2.経済指標等

主要な経済指標の発表はありませんでした。

3.業種別動向

S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち7業種が上昇しました。エネルギーが1.8%高となりました。生活必需品が1.3%高で続き、金融が1.2%高となりました。一方で、情報技術が1.0%安、資本財・サービスが0.4%安となりました。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中23銘柄が上昇しました。スリーエム[MMM]が4.3%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。セールスフォース[CRM]が3.4%高で続き、シェブロン[CVX]が2.6%高となりました。一方で、7銘柄が下落し、キャタピラー[CAT]が2.7%安、エヌビディア[NVDA]が1.3%安となりました。また、ユナイテッドヘルス・グループ[UNH]はバフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ[BRK.B]による売却が明らかとなり0.7%安となりました。

ダウ平均構成銘柄以外では、エネルギー製品の生産・輸送会社のドミニオン・エナジー[D]は電力会社のネクステラ・エナジー[NEE]による約670億ドルでの買収で合意したことを発表し9.4%高となりました。一方で、ネクステラ・エナジー[NEE]は4.6%安となりました。

5.為替・金利等

長期金利は前日比0.01%低い4.58%となりました。19日朝のドル円は158円台後半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

米国主要3指数は高安まちまちの展開となりました。直近の金利上昇が一服したほか、トランプ大統領が19日に予定されていたイランへの攻撃を見送ると発表したことを受けて3指数揃っての続落は避けられる形となりました。夜間の日経平均先物は750円高の61,410円で取引を終えており、直近の下落に対する自律反発期待も相まって、本日の日本市場は買いが優勢でのスタートが見込まれます。また、本日は寄付き前に日本のGDP速報値が発表されます。

個別株では、ウェザーニューズ(4825)は2026年5月末の記念配当を従来予想から5円増やし40円とすることを18日に発表しました。普通配当とあわせた期末配当は62.5円となり連結配当性向100%を目安としており、注目されます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 荒谷 義孝)