この選挙期間中、普段以上に多様な情報や考え方に触れる機会を得られました。街頭演説、報道、SNSなどなど賛否や立場の違いはあれど、社会をどうしたいのかを改めて考えあった時間でした。
そして選挙結果が示されました。経済成長や物価、分配や社会保障といった複雑な論点に対して、現時点で多くの人が選択した方向性の集約です。一人一人が全てには思いを共有できませんが、それでも今の社会がどこに期待し、何を課題と感じているかが浮かび上がる我々の総意であります。
さて、訪れる春風のなかで、安定した基盤とともに、これから我々は良い方向に進んでいけるのでしょうか。期待は高まります。株式市場のみならず、社会全体が少しでも前向きな方向へ進むよう、そして私たちも、関心を持ち続け、考え続けることで、この結果をより良い未来につなげていきたいものです。
- 塚本 憲弘
- マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー
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一橋大学 経済学部卒。東京都市大学・非常勤講師。専門分野は投資戦略全般。
国内信託銀行で経済分析、投資戦略の策定、ファンドマネージャーを歴任。その後プライベートバンクにて経済分析や幅広い資産クラスによる投資戦略、ポートフォリオ分析に従事。2021年より現職。
