2009年2月1日にマネックスグループにジョインして、もうすぐ丸17年になります。最初は子会社でM&Aアドバイザリーの業務に携わっていましたが、当時はリーマンショック直後。企業活動全体が「攻め」よりも「まず守る」ことを前提に動いていた時代でした。M&AやIPOの件数も限られ、全体的に慎重さが支配的な空気に包まれていたと記憶しています。
当時を振り返ると、スマートフォンはまだ普及の入り口で、ガラケーが当たり前。リモートワークという言葉も一般的ではなく、働き方も今とは大きく異なっていました。一方で、マネックス証券では2008年から米国株サービスを提供し、2010年には「Global Vision」を掲げ、2011年に米国オンライン証券のTradeStationを買収、2012年には米国株サービスを現在のもの(TradeStation米国株)に切り替えました。世の中が守りに入る局面にあっても、将来を見据えた選択を積み重ねてきたことは、当社グループの一つの特徴だと思います。
実際、2012年から米国株投資を始めた方が、その後大きく資産を増やされたというお話を、今もセミナーなどで伺います。振り返ると、その間、米国市場は大きく成長し、特にBig Tech企業の株価は大きな上昇を遂げました。分散と時間を味方につけた投資が、結果として多くの投資家のポートフォリオを育ててきたのだと感じています。
2月から18年目を迎えます。市場環境や働き方が大きく変わり、先行きの不確実性が高まる中でも、重要なのは一時的な環境に一喜一憂するのではなく、何を信じ、どこに向かうのかを問い続けることだと思います。これからも変革を進めながら、長期的な視点で次を見据えた事業運営に取り組んでいきたいと考えています。
最後に、先に触れた米国株ですが、マネックス証券では、2月9日(予定)より、米国株の議決権行使ができるようになります。これからも、個人投資家の投資環境改善に努めてまいりますので、どうぞご期待ください。
⇒米国株議決権のオンライン行使開始に関するお知らせ
