過去最高値を更新した日経平均とトレンドライン

日経平均株価は1月5日の大発会から大幅高となりました。翌6日も続伸となり、ついに2025年10月31日に付けた過去最高値を更新し、52,518円08銭で取引を終えました。また、2025年12月15日に下回ったトレンドラインを大発会で上回って回復しており、上昇トレンドが発生しているのが分かります(図表)。

このように日経平均株価はトレンドラインを一旦下回ったのですが、急回復してトレンドライン上を回復しています。そのため、このままトレンドライン上を維持できるかが2026年の注目ポイントになるでしょう。

仮に反落する場面があってもトレンドライン上を維持すれば、上昇トレンドが継続するとともに高値更新期待も継続するでしょう。一方で、再びトレンドラインや25日移動平均線を下回って戻せなくなると、接近する75日移動平均線辺りまで下落したり、75日移動平均線を下回ることも視野に入るため、注意する必要があります。

【図表】日経平均株価(日足)
出所:i-chartより株式会社インベストラスト作成
※移動平均線の期間は5日(青線)、25日(赤線)、75日(グレー線)で設定
※出来高はプライム市場
※モメンタムの期間は10日(青線)で設定し、モメンタムの3日移動平均線(赤線)も表示

モメンタムは急上昇中、ピークアウトに要注意

そうしたなか、上昇と下落の勢いを教えてくれるモメンタムを見ると、モメンタムとその移動平均線であるシグナルが急上昇しており、上昇の勢いが強まっているのが分かります。

こうした状況では、2本線の上昇が続くかが注目ポイントです。仮に2本線の上昇が続くと、上昇の勢いが継続してトレンドライン上を維持するとともに、高値更新と上昇トレンドの継続が期待されます。その反面、2本線の上昇がピークアウトして下向きに変化したり、低下するようですと、トレンドラインを割り込むことが視野に入ってくるため、高値掴みや売りそびれに注意する必要があると思われます。

ただ、2本線が下向きに変化して低下したとしても、上昇と下落の勢いの判断の分かれ目となる0ライン上を維持して再び上向きに変化するようですと、上昇の勢いが回復して、上昇トレンドも維持されるのではないでしょうか。

2026年の好スタートを切った東京市場ですが、今後も上昇トレンドと高値更新が継続するのか、引き続き注目していきたいと思います。