今年も残すところ2週間となった日本株市場ですが、日経平均は12月半ば以降、節目の5万円を割り込んでの推移が続いています。相場格言には「クリスマスラリー」や「掉尾(とうび)の一振」といった言葉があり、5万円台の大台で今年を締めくくれるかどうかに注目が集まっています。

今回は、株価が伸び悩んだこの1ヶ月間において、アナリストのレーティングが上方修正された銘柄を、以下の条件の下にピックアップしました。

<抽出条件>
時価総額が1000億円以上
直近10期のうち収益成長が7期以上プラス
カバレッジアナリスト数が3人以上
利益の縮小を予想したアナリストがいる銘柄は除外

リストを確認すると、住友ゴム工業(5110)がアナリストレーティングの上昇幅トップとなりました。同社の主力ブランド「ダンロップ」の販売見通しや、進められている構造改革への期待から、専門家の間で強気な見方が優勢となっているようです。また、完成車メーカーのマツダ(7261)も、米国を中心とした供給力の回復や新型車への期待感から、来期以降の業績回復が見込まれています。両社は共通して海外売上高比率が大きい点も特徴的です。

2025年は米国の関税政策への警戒から、輸出関連銘柄が軟調に推移する場面が散見されましたが、これらの銘柄のように海外売上高比率の高い企業の持ち直しを期待し、この年末に改めてポジション構築を検討することも一考の余地があると考えられます。

直近1ヶ月間でアナリストレーティングが上昇した銘柄はこちらからチェック