本日マネックスは来年1月を目処に夜間取引を開始する予定を発表致しました。詳細はプレス・リリースをそのままHPに掲げておりますので御覧下さい。電話がない時代には、場所と時間を共有しなければ商行為が出来ませんでした。電話の発明により、時間さえ共有すれば取引が可能になりました。Eメールの利用方法でも分かるように、インターネットの出現により場所だけでなく時間をも共有しなくとも商取引が出来るようになりました。しかし株式市場は特定の時間帯しか開いていません。インターネットの恩恵を最大限に利用し、株の取引を含めて様々な金融取引が時間の束縛から解放される日も近いことでしょう。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。