7月7日~11日にかけて、小売業を中心に決算発表を控える銘柄が多く、直近四半期の業績動向に注目が集まります。そこで今回は、決算発表を控える大型銘柄(時価総額1,000億円以上)の前回決算時に発表された会社予想の業績ガイダンスを振り返ります。

リストに挙げた銘柄では、一部に減収が見られるものの、予想ベースの最終利益は全銘柄で増益となる見通しです。足元の日本市場では半導体株を中心に上昇が目立ち、日経平均は再び4万円台を回復してきました。今週は、米政権による関税政策で相互関税の上乗せ分の停止期限が迫る中、輸出関連銘柄にリスクが高まると考えられています。そのような状況下で、これらの銘柄の決算発表が好感される内容であれば、内需株への資金シフトが進む可能性もあります。

リストの会社予想ガイダンスを参考に、先行きの見通しをアップデートする際の材料としてご活用ください。

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