ネクステラ・エナジー[NEE]決算:1株利益は0.99ドルで市場予想を上回る

ネクステラ・エナジーは、フロリダ州最大級の規制対象の公益会社であるフロリダ・パワー・アンド・ライト(FPL)を子会社に持つ。FPLは、フロリダ州の約600万の顧客に電力を提供し、34ギガワットの発電能力を有し、ネクストラ・エナジーの連結営業利益におよそ70%貢献している。再生可能エネルギーのネクステラ・エナジー・リソーシズは、天然ガス、原子力、風力、水力、太陽光発電を手掛け30ギガワットの発電能力を持ち米国およびカナダ全域で発電・売電事業を展開している。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

主要項目、第1四半期(1-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比9%増の62.47億ドル(市場予想は67.59億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・0.99ドル(市場予想は0.96ドル)

★純利益(調整済み)・・・前年同期比9%増の20.38億ドル(市場予想は19.75億ドル)

決算総括

1-3月期(第1四半期)売上高は予想を下回ったが、調整済みEPSは予想を上回った。

今後の株価見通し

72.50ドル超えから、投資タイミングを図ることになろう。

アルファベット[GOOGL]決算:1株利益は2.15ドルで市場予想を上回る

アルファベットは、世界最大級のインターネット企業グーグルの持株会社である。収益の90%近くをGoogleサービス部門が占めており、そのうち85%以上がオンライン広告によるものである。Googleサービス部門のその他の収益は、Google PlayやYouTubeのアプリやコンテンツの販売のほか、Chromebook、Pixelスマートフォン、NestやGoogle Homeなどのスマートホーム製品などのハードウェアの販売によるものである。Googleクラウド部門のコンピューティング製品は、収益の10%強を占めている。アザー・ベッツ部門では、ライフサイエンス事業Verily、高速インターネット回線Google Fiber、自動運転車Waymoなど、ムーンショットと称される冒険的事業に投資している。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

主要項目、第1四半期(1-3月期)実績

★トラフィック獲得コスト(TAC)を除いたベースの収入・・・前年同期比12%増の902.30億ドル(市場予想は891億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・2.15ドル(市場予想は2.13ドル)

決算総括

1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。

インテル[INTC]決算:1株利益は13セントで市場予想を上回る

インテルは、主要なデジタル半導体メーカーである。世界のPCおよびデータセンター市場向けにマイクロプロセッサーの設計および製造に注力している。マイクロプロセッサーx86シリーズを開発した。半導体進化を予測する「ムーアの法則」は創業者のひとりであるゴードン・ムーアによって提唱された。引き続き、PC市場とサーバー市場向けの中央処理装置(CPU)市場シェアのリーダーである。また、通信インフラ、自動車、モノのインターネット(IoT)など、新たな分野にも進出している。自社のチップ製造能力を他社向けにチップを構築するアウトソーシングファウンドリーモデルに活用しようとしている。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

主要項目、第1四半期(1-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比0.4%減の126.70億ドル(市場予想は123.10億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・13セント(市場予想は0.74セント)

決算総括

1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。

サーモ・フィッシャーサイエンティフィック[TMO]決算:1株利益は5.15ドルで市場予想を上回る

サーモ・フィッシャーサイエンティフィックは、科学機器、研究用装置、診断用消耗品、ライフサイエンス試薬を販売している。事業は、2023年の時点で、(以下の売上高の割合には、一部の部門間取引が含まれている)分析テクノロジー部門(売上高の16%を占める)、特殊診断製品部門(同10%)、ライフサイエンス・ソリューション部門(同24%)、ラボ製品・バイオ医薬品サービス(医薬品開発受託機関(CRO)サービスを含む。同54%)の4部門を通じて展開されている。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

主要項目、第1四半期(1-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比0.2%増の103.64億ドル(市場予想は102.32億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・5.15ドル(市場予想は5.11ドル)

決算総括

1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。

今後の株価見通し

株価は横ばいを想定。

ボーイング[BA]決算:1株損失は0.49ドルで市場予想を上回る

ボーイングは、航空宇宙および防衛の大手企業である。民間航空機、防衛・宇宙・セキュリティ、グローバル・サービスの3つの部門で事業を展開している。民間航空機部門は、130座席を超える航空機の生産でエアバスと競合している。防衛・宇宙・セキュリティ部門は、軍用機や衛星、武器の製造でロッキードやノースロップなどと競合している。グローバル・サービス部門は、航空会社にアフターマーケット・サービスを提供している。

出所:銘柄スカウター米国株、Morningstar, Inc.

主要項目、第1四半期(1-3月期)実績

★売上高・・・前年同期比18%増の194.96億ドル(市場予想は193.70億ドル)

★1株当たり利益(一部項目を除く)・・・0.49ドルの赤字(市場予想は1.21ドルの赤字)

決算総括

1-3月期(第1四半期)売上高、調整済みEPSはともに予想を上回った。

今後の株価見通し

250ドルを目指す展開が予想される。