4月2日の米国による相互関税の詳細発表以降、米中の貿易摩擦が激しさを増すなか、株式市場ではリスク回避の動きが広がり、ボラティリティの高い局面が続いています。

こうした地政学的・経済的な不確実性が高まる局面で市場が注目するのが、いわゆる「有事の金」です。金(ゴールド)は、実物資産であり、通貨や金利の影響を受けにくい「安全資産」として、金融市場の混乱時に資金が集まりやすい特性を持ちます。

また、株式市場では、金価格の変動に連動しやすいとされる金鉱株(ゴールドマイナー)にも注目が集まります。実際、4月2日終値から直近4月10日終値までの値動きを見ると、S&P500株価指数は-7.1%となった一方で、NYSE Arca金鉱株指数は+2.2%とプラスを維持しています。

そこで、今回は、当社取扱銘柄のうち金鉱に関連した銘柄をピックアップしてみました。

市場全体が不安定ななかでも、こうしたセクターを意識した分散投資は、ポートフォリオのリスク分散や安定性の向上に寄与するかもしれません。

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