第1四半期から第3四半期まで増益を続けてきた主な2月決算銘柄は
2024年12月下旬からスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の第3四半期決算発表も先週で終わりとなりました。そこでその決算を振り返ってみると、コストアップなどにより減益となった企業もみられましたが、その一方で好調なインバウンド(訪日客)需要や利益率の改善、付加価値を高めた商品戦略などにより増益を確保した企業もありました。
そしてそうした企業のなかには第1四半期から第3四半期まで増益を続け、9ヶ月間を通して好調さを維持してきた銘柄もあります。例えば百貨店の高島屋(8233)やJ.フロント リテイリング(3086)では好調なインバウンド需要などを背景に、第1四半期から第3四半期まで増益を確保しています。また、専門店のエービーシー・マート(2670)やあさひ(3333)でも第1四半期から第3四半期まで増益を維持しています。