営業利益が50%以上の増益となった2月決算銘柄は

4月に入りスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の本決算発表も4月中旬にほぼ終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、経済再開による外出機会の増加やインバウンド(訪日外国人)需要の回復、値上げによる販売価格の適正化などにより増益となる企業が多くみられました。

そこで今回は2024年2月期の営業利益が前期比で50%以上の大幅な増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばオンワードホールディングス(8016)は主力ブランドが堅調だったことに加え、定価販売や在庫管理を徹底したことなどにより2024年2月期の営業利益が前期比で2.2倍となっています。また、吉野家ホールディングス(9861)も既存店が好調に推移したことなどから2024年2月期の営業利益が前期比で2.3倍となっています。

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もう一つのヒント

23日と24日の決算発表スケジュール

3月決算企業の本決算発表が始まります。明日と明後日はスタートしたばかりということもあり決算を発表する企業もまだ多くありません。しかし、マーケットでの注目度の高い企業が幾つか決算発表を予定しています。23日にオービック(4684)やニデック(6594)などが決算を発表するほか、24日には日立建機(6305)やファナック(6954)などが決算発表を予定しています。

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