【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 38,989.83  ▼97.55 (3/4)
NASDAQ: 16,207.51  ▼67.43 (3/4)

1.概況

米国市場は利益確定の売りが出て3日ぶりに反落となりました。118ドル安でスタートしたダウ平均は直後に174ドル安まで下落した後下げ渋ると取引終盤にわずかにプラスとなる場面もありましたが、先週末の終値を超えたところでは上値が重く引けにかけてやや下げ幅を広げると結局97ドル安の38,989ドルで取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も67ポイント安の16,207ポイントとなっています。

2.経済指標等

主要な経済指標の発表はありませんでした。

3.業種別動向

業種別S&P500株価指数は全11業種のうち公益事業や不動産、素材、資本財・サービスなどの7業種が上げ、公益事業と不動産は1%以上上昇しました。一方でコミュニケーション・サービスと一般消費財・サービス、エネルギー、ヘルスケアの4業種が下げ、コミュニケーション・サービスと一般消費財・サービス、エネルギーは1%以上下落しています。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄ではインテル[INTC]が4%余り上げたほか、IBM[IBM]とダウ[DOW]も2%を超える上昇となりました。ウォルト・ディズニー[DIS]とシスコシステムズ[CSCO]、ゴールドマン・サックス[GS]も1%以上上げています。一方でシェブロン[CVX]とアップル[AAPL]、ナイキ[NKE]、メルク[MRK]が2%を超える下落となり、ユナイテッドヘルス・グループ[UNH]とジョンソン・エンド・ジョンソン[JNJ]、ホーム・デポ[HD]も1%以上下げています。ダウ平均構成銘柄以外では、半導体株が堅調でエヌビディア[NVDA]が3%を超える上昇となり、クアルコム[QCOM]も2%以上上げています。また、百貨店のメーシーズ[M]が13%を超える上昇となりました。米投資ファンドがメーシーズの買収額を引き上げたと明らかにしたことで買いを集めました。テスラ[TSLA]は中国での2月の販売台数が1年2ヶ月ぶりの低水準になったと伝わったことで7%近く下げています。

5.為替・金利等

長期金利は0.05%高い4.23%となりました。ドル円は150円台半ばで推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

本日の日本市場は米国株安を受けて軟調なスタートが予想されます。こうしたなか日経平均が節目の40,000円を前に底堅さをみせるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)