ルビってご存知ですか?漢字のふりがなのことです。元々は様々な大きさの活字のセットに宝石の名前が付けられていて、ルビー(Ruby)のサイズの活字でふりがなを振ったのでこう呼ばれるようになりました。もっと多くの本や標識・書類などにルビが振られた方がいいと私は強く信じていて、社外活動でルビ財団なるものを設立しました。
詳しくは下に記しますルビ財団のホームページに私の思いを書いているので、御興味があったら読んでいただきたいのですが、子供の本ではなく大人の本にもっとルビを振ってもらいたいのです。そうすれば子供たちは興味のある分野の大人の本を読んで、好奇心を追究出来るでしょう。アメリカなど欧米諸国では物理でもバイオでも、大人の本も全てアルファベットで書いてありますから、子供は読もうとすれば読むことが出来て、単語が分からなければ辞書を引けます。日本語は漢字が或る程度読めるようにならなければ、興味のある分野の自習が出来ないのです。
ルビは、優秀な子供が自分でその優秀さを伸ばすだけでなくて、多くの子供が本を読む裾野を拡げるでしょう。それだけではありません、道路の標識や市役所などの書類も、もっとルビが振られれば、外国人にも優しくなります。子育てもしやすくなるでしょう。ルビは、人の可能性を高め、かつとても包摂的(インクルージョン)なものです。
もっとルビを振ろう=ルビフルを合言葉に、出版社、中央・地方政府、学校、企業、社会に働きかけていきます。ライフチェンジの中での社外活動ですが、私自身が多くの時間を費やす訳ではありません。私の時間は引き続きマネックスのために!然しながら、ルビフルにも興味を持っていただけると幸いです。