12月決算企業の本決算発表集計
1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表と並行して行われていた12月決算企業の本決算発表が17日で終わりとなりました。そこでTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象に14日以降の決算発表をまとめてみると、2023年12月期の大幅な増益見通しを好感して決算発表後に株価が大きく上昇する銘柄もみられました。
例えば大幅な増益見通しを受けて株価が大きく上げたのがクボタ(6326)や日本ペイントホールディングス(4612)です。クボタは米国で建機需要が堅調に推移することなどから2023年12月期の営業利益が前期比で23.3%増となる見通しを示したことで株価が大幅高となりました。また、日本ペイントホールディングスも建築用塗料の値上げ効果や車向けの塗料の回復などから2023年12月期の営業利益が前期比で25.1%増となる見通しを発表したことで株価が急伸しています。