・足元の株式市場では、中国の経済再開や欧州の暖冬の影響などから期待が先行している状況。

・米国株の物色は、利益ではなく、中小型でボラティリティの高い銘柄にシフトしている。

・これまで相場は金融政策を中心に動いてきたが、その焦点が実体経済にシフトしてくるタイミングを迎えているのではないか。

・マクロ経済が鈍化基調を迎える中で市場の焦点が移ってくることは、今後、相場変動の要因になる可能性がある。これからマイナス局面が3期続くと見られているので、実体経済を注意深く見ていく必要がある。