3年前の最高益を更新した3月決算銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算銘柄の本決算発表も5月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると2022年3月期の経常利益は世界経済が新型コロナウイルス禍から回復し、自動車やデジタル機器の需要が伸びたことなどから前期比で32%を超す増益となったとのことです。そしてこのような大幅な増益となるなか2022年3月期に営業利益が最高益を更新した銘柄もみられます。

そこで今回は2022年3月期の営業利益が3年前の最高益を更新した銘柄をピックアップしてみました。例えば富士フイルムホールディングス(4901)は医療機器や医薬品の開発・製造受託などを手がけるヘルスケア部門が高い伸びとなったことや、世界的な半導体需要の高まりでフォトレジストなど高機能材料が伸びたことなどで2022年3月期の営業利益が前期比で38.8%増となり2019年3月期の最高益を3年ぶりに更新しています。また、リクルートホールディングス(6098)やダイキン工業(6367)でも3年ぶりに最高益を更新しています。

3年前の最高益を更新した3月決算銘柄はこちらからチェック(PDF)