「駆け込み寺」と聞くと、かなり際どい、切羽詰った状況での最後の砦というイメージを持たれる方も多いかもしれませんね。
ネット検索をすると、まさにそんな印象の言葉のオンパレードです。
元々は、女性から離縁を申し出ることが許されなかった江戸時代に、唯一可能な場所として(尼になる)駆け込んだ寺というところから付いた名前で、現在では困ったときに逃げ込むと助けてくれる所という意味合いで使われることが多いようです。

先週から始まった当社の「マネックス『チャット駆け込み寺』」は、そんな語源にあるような重く暗い雰囲気のものではなく、きわめて明るく、楽しい雰囲気で進行中です。
ご存知ない方にあらためて紹介しますと、「わからないこと」「困っていること」を直接マネックスの人に相談をする場として、2月から平日毎日18:00から30分間オンライン上で催しているものです。
マーケット担当・サービス担当と二名のスタッフ(社長の松本もマーケット担当として登場します。)が日替わりで登場します。
マーケット担当は松本のほか、マネックスメールのコラム執筆者などが担当します。私自身も、僭越ながらマーケット担当のローテーションに入っています。
サービス担当はコンタクトセンターのベテラン社員を中心に、こちらも日替わりで受け持っており、マネックス証券のHPを実際に見ていただきながら案内・説明を行い、ツールの使い方などの紹介もしています。
皆さんは通常のオンラインセミナーと同様にアクセスしていただき、自由にチャットに質問を書き込むことができます。それに担当者がおしゃべりを交えながら応えていくというスタイルです。

http://lounge.monex.co.jp/seminar/

私は運営スタッフとしても参加しているため、ほとんどのセミナーをスタジオ内で実際に見ているのですが、感心しているのはセミナーに参加されるお客様も各マーケット担当者の専門をよく理解しながら質問されていることです。 エコノミストにはマクロ経済について、リスク・マネージャーには市場リスクについて・・・といった具合に。しかもその質問内容にはかなり難易度の高いものも多く、びっくりしてしまいます。(自分が当たらなくて良かったと胸をなでおろすものも。)
マーケット担当といっても、相場のプロとして一日中マーケットを見ているわけではありませんし、残念ながらどんな質問にも完璧に応えられるわけではないのですが、各自一生懸命対応しております。
もちろん質問はどんな初歩的なものでも、遠慮なくしてくださって結構です。
まずは最初の1週間が過ぎたところですが、オンラインセミナーが初めてだった担当者も、一様に「大変だけど楽しかった」と言っておりました。
担当者にするとちょっとドキドキする時間ではありますが、お時間ある方はぜひ一度覗いてみてください。

※ 今日は宣伝になってしまいました。

廣澤 知子
マネックス証券 シニア・フィナンシャル・アドバイザー