私の周りでも、新型コロナウィルス対応のワクチンを接種した人が増えてきました。アメリカの知人は知る限り全員がもう一回は打ちましたし、日本でも親しいお医者さんは皆接種済みです。年齢の高い極めて近い家族も、ゴールデンウィーク明けに打つことになりました。これから恐らくかなり速いペースで、ワクチン接種は全世界的にも進んでいくのでしょう。

一方先週の金曜日、mRNAワクチンを製造するモデルナのバンセルCEOは、ワクチンは来年には世界的に供給過剰となるだろう、と発言しました。取り敢えず一旦、科学が新型ウィルスに打ち克つ日も、そう遠くはないのだと私は考えています。

でも、そういう出口に関する説明が、世間的にもっと欲しいなと思います。そんな話をすると緩んでしまう、という考え方もあるでしょう。しかし出口を示して、だから今は緩まずに頑張ろう、というやり方もあるし、その方が民主的でいいと思うのですが。ま、外野からヤジを飛ばすのは無責任ですね。失礼しました。

ただ、ワクチンとその周辺の技術は、本当に世界や社会を救ったり変えていく技術だと思うので、注意深く追い掛けたいと思います。