3月決算企業の第1四半期決算発表は先月末が集中日でしたが、8月に入ってもまだまだ多くの企業が決算発表を続けており、TOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても一昨日と昨日の2日間で50社を超える企業が決算を発表しています。そこで今回は早速8月6日と7日の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に集計してみました。

そのなかで通期の営業利益の見通しを上方修正したのが日本製鋼所(5631)と太陽誘電(6976)、ニコン(7731)で、日本製鋼所の株価は上方修正を好感して決算発表の翌日に急伸し18%以上上昇しています。一方で住友倉庫(9303)とオリンパス(7733)では通期の営業利益の見通しを下方修正し、住友倉庫の株価は決算発表を受けて5%安となっています。