3月決算企業の本決算発表が先週からスタートしていますが、先週末が決算発表前半戦のピークでTOPIX500採用企業に限っても一日で70社を超える企業が決算を発表しています。そこで今回は先週末の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速、集計してみました。

期初ということもあって引き続き保守的な業績予想を出す企業が目立ちます。例えば前期に20年ぶりに最高益を更新したソニー(6758)の今期の営業利益は減益予想でコンセンサス予想を800億円以上下回ったほか、ヤフー(4689)も減益予想でコンセンサス予想を700億円近く下回り株価が大きく下げました。一方でコンセンサス予想を上回る営業増益予想を発表したスタートトゥデイ(3092)やオークマ(6103)、日立(6501)、SCSK(9719)などでは株価が大きく上昇しています。