先月の15日のアークランドサカモト(9842)を皮切りに小売企業を中心とした2月決算銘柄の第1四半期決算発表がスタートしていますが、昨日までにすでに20社の企業が決算を発表を終えています。そこで今回は6月中に決算を発表した企業の決算発表をまとめてみました。そのなかには新型コロナウイルス感染拡大を受けて営業損益が赤字に転落する企業もみられます。
例えばJ.フロント リテイリング(3086)やしまむら(8227)、アダストリア(2685)などが営業赤字となっています。しかし、その一方でこうした厳しい環境のなかでも好調な業績となった銘柄もみられます。西松屋チェーン(7545)やスギホールディングス(7649)、ニトリホールディングス(9843)などでは大幅な営業増益となり、西松屋チェーンは通期の営業利益の見通しを上方修正しています。