2020年3月期の決算発表もようやく峠を越した感があるが、新型コロナウイルスの影響が読み切れないとして、想定どおりに業績予想を非開示とする企業が多くなっています。こうした先行きの不透明感が強いなか、前期に続き今期も連続で営業増益となる見通しを示した銘柄は当面の業績安心感が強いといえるでしょう。なかでも配当利回りが比較的高水準であり、コロナショック後の株価の戻りが鈍い銘柄に注目したいところです。

以下4点を要件とした「連続増益見通し企業」をスクリーニングしました。

1. 3月期決算企業

2. 前期実績、今期見通しともに営業増益

3. 予想配当利回りが3%以上

4. 2月21日終値比で株価騰落率がマイナス

連続増益見通し企業

出所:株式会社フィスコ 『週刊相場観測誌マーケット展望』Vol.369スクリーニング分析より