先月下旬からスタートした3月期決算銘柄の中間決算も終わりに近づいていますが、こうしたなか今週も昨日までの2日間で500を超える企業が決算を発表しています。そこで今回は13日と14日の決算発表をTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に早速集計してみました。そしてその集計結果をみると折り返し地点の中間決算ということもあって昨日一昨日も4割近い企業が業績予想を修正しています。

例えば鹿島建設(1812)が通期の営業利益の見通しを1060億円から1360億円に引き上げたほか、出光興産(5019)も1240億円から1600億円へと上方修正しています。さらに第一生命ホールディングス(8750)も通期の経常利益の見通しを3630億円から4260億円へと修正しています。一方で沢井製薬(4555)やアイフル(8515)が通期の営業利益の見通しを下方修正し、沢井製薬は決算発表翌日に株価が急落しています。