このレポートのまとめ

1.シェイク・シャックは2月24日(月)引け後に決算発表する
2.ホームデポは2月25日(火)寄付き前に決算発表する
3.メーシーズは2月25日(火)寄付き前に決算発表する
4.セールスフォース・ドットコムは2月25日(火)引け後に決算発表する
5.スマイルダイレクトクラブは2月25日(火)引け後に決算発表する
6.マリオット・インターナショナルは2月26日(水)引け後に決算発表する
7.シルク・ロード・メディカルは2月26日(水)引け後に決算発表する
8.スクエアは2月26日(水)引け後に決算発表する
9.ビヨンド・ミートは2月27日(木)引け後に決算発表する

■シェイク・シャック(SHAK)

高級ハンバーガーチェーンを展開するシェイク・シャック(ティッカーシンボル:SHAK)は2月24日(月)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が-1セント、売上高が1.53億ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想21セントに対し26セント、売上高が予想1.57億ドルに対し1.58億ドル、売上高成長率は前年同期比+31.9%でした。

既存店売上比較は+2.0%でした。ライセンス収入は+43.3%の540万ドルでした。

修正EBITDAは+9.1%の2,330万ドルでした。

2019年の売上高は予想6億ドルに対し、新ガイダンス5.85~5.9億ドルが提示されました。既存店売上比較ガイダンスは+1.5%が提示されました。なお旧ガイダンスは2%でした。

2020年は40~42の国内自社店舗、20~25のライセンス店舗(主に海外)を開店する計画です。

シェイク・シャック(SHAK)日足チャート
出所:トレードステーション

■ホームデポ(HD)

住宅リフォーム用品小売大手のホームデポ(ティッカーシンボル:HD)は2月25日(火)寄付き前に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が2.10ドル、売上高が257.8億ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第3四半期(10月期)決算は一株利益(EPS)が予想2.53ドルに対し2.53ドル、売上高が予想275.1億ドルに対し272.2億ドル、売上高成長率は前年同期比+3.5%でした。

2020年の一株利益(EPS)は予想10.13ドルに対し新ガイダンス10.03ドルが、売上高は予想1,107.6億ドルに対し新ガイダンス1,102億ドルが提示されました。

今回の決算がいまひとつ冴えなかったことに関し、ホームデポ側は「これはマクロ経済の問題ではない」と語っています。

その証拠に全ての部門で既存店売上比較はプラスでした。既存店売上比較を来店客数と価格に分解すると、来店客数はプラスでした。ビッグ・チケット・アイテムの既存店売上比較は+4.8%でした。

プロ向け、DIYの両方とも成長していますが、強いて言えばプロ向け(売上高の45%)の方が速く成長しています。

米国の住宅市場は健全であり、住宅ローン金利の変動の影響はほとんどありません。

ホームデポは順次ITシステムのアップグレード中であり、旧システムの使用を完全に止めるのに予定より時間がかかっています。B2Bでは新システムのロールアウトが予定通り進んでいますが、それ以外では遅延しています。

米中貿易戦争に絡む関税の引き上げで一部コストが増加しています。それは今のところ上手く吸収できています。

マージンは商品の紛失により圧迫を受けています。紛失(=盗難)は増加傾向にあります。それを食い止めるための方策を検討中です。

塗料などで他社との競争が激化しています。

ホームデポ(HD)日足チャート
出所:トレードステーション

■メーシーズ(M)

大手百貨店メーシーズ(ティッカーシンボル:M)は2月25日(火)寄付き前に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.96ドル、売上高が83.4億ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第3四半期(10月期)決算は一株利益(EPS)が予想-1セントに対し7セント、売上高が予想53.1億ドルに対し51.7億ドル、売上高成長率は前年同期比-4.3%でした。

既存店売上比較は自社店舗のみが-3.9%、ライセンス店舗を含めると-3.5%でした。予想は-0.7%でした。

去年の第3四半期がとても強かったことで前年比較が困難でした。売上鈍化は予想以上でした。在庫整理は進捗しておりマージンへの圧迫は限定的です。

2020年度の一株利益(EPS)は予想2.80ドルに対し新ガイダンス2.57~2.77ドルが、売上高は予想248.5億ドルに対し新ガイダンス243.5~244.7億ドルが提示されました。

メーシーズ(M)日足チャート
出所:トレードステーション

■セールスフォース・ドットコム(CRM)

法人向けクラウドコンピューティング・サービスを提供するセールスフォース・ドットコム(ティッカーシンボル:CRM)は2月25日(火)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が56セント、売上高が47.6億ドルです。

ちなみに12月に発表された同社の第3四半期(10月期)決算は一株利益(EPS)が予想66セントに対し75セント、売上高が予想44.5億ドルに対し45.1億ドル、売上高成長率は前年同期比+33.0%でした。

第4四半期の一株利益(EPS)は予想61セントに対し新ガイダンス54~55セントが、売上高予想47.3億ドルに対し新ガイダンス47.43~47.53億ドルが提示されました。

セールスフォース・ドットコム(CRM)日足チャート
出所:トレードステーション

■スマイルダイレクトクラブ(SDC)

歯科矯正製品のスマイルダイレクトクラブ(ティッカーシンボル:SDC)は2月25日(火)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が-11セント、売上高が2億ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想-87セントに対し-89セント、売上高が予想1.65億ドルに対し1.8億ドル、売上高成長率は前年同期比+50.5%でした。

修正EBITDAは-4,520万ドルでした。

アライナー出荷数は10.6万ユニットでした。前年同期は7.2万ユニットでした。

アライナー平均販売単価は1,788ドルでした。前年同期は1,773ドルでした。

2019年の売上高は予想7.46億ドルに対し新ガイダンス7.5~7.55億ドルが提示されました。EBITDAガイダンスは-8,000万ドルから-7,300万ドルが提示されました。

スマイルダイレクトクラブ(SDC)日足チャート
出所:トレードステーション

■マリオット・インターナショナル(MAR)

ホテル、タイムシェア施設を運営するマリオット・インターナショナル(ティッカーシンボル:MAR)は2月26日(水)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.47ドル、売上高が55.2億ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想1.50ドルに対し1.47ドル、売上高が予想51.4億ドルに対し52.8億ドル、売上高成長率は前年同期比+4.6%でした。

RevPAR(販売可能な客室1室あたりの売上)は+1.5%でした。内訳は北米が+1.3%、海外が+1.9%でした。

期末の開業準備中ホテル数は2,950、客室数は49.5万室でした。うち21.4万室は既に着工しています。

第4四半期のRevPARは北米で0から+1% 成長、全世界で+1%を見込んでいます。

2019年の一株利益(EPS)は予想6.01ドルに対し新ガイダンス5.87~5.90ドルが提示されました。なおこの数字は先日発表されたNYのセントレジスの売却を含んでいません。

マリオット・インターナショナル(MAR)日足チャート
出所:トレードステーション

■シルク・ロード・メディカル(SILK)

米国の医療機器メーカーであるシルク・ロード・メディカル(ティッカーシンボル:SILK)は2月26日(水)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が-25セント、売上高が1,808万ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想-30セントに対し-26セント、売上高が予想1,593万ドルに対し1,700万ドル、売上高成長率は前年同期比+77.1%でした。

2019年の売上高は予想6,146万ドルに対し新ガイダンス6,200~6,300万ドルが提示されました。

シルク・ロード・メディカル(SILK)日足チャート
出所:トレードステーション

■スクエア(SQ)

モバイル決済サービス企業のスクエア(ティッカーシンボル:SQ)は2月26日(水)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が21セント、売上高が5.94億ドルです。

ちなみに11月に発表された同社の第3四半期決算は、一株利益(EPS)が予想20セントに対し25セント、売上高が予想5.97億ドルに対し6.02億ドル、売上高成長率は前年同期比+39.7%でした。

第4四半期の一株利益(EPS)は、予想25セントに対し新ガイダンス19~21セントが、売上高は予想6.19億ドルに対し新ガイダンス5.85~5.95億ドルが提示されました。

スクエア(SQ)日足チャート
出所:トレードステーション

■ビヨンド・ミート(BYND)

米国の食肉食品会社ビヨンド・ミート(ティッカーシンボル:BYND)は2月27日(木)引け後に決算発表します。

コンセンサス予想は一株利益(EPS)が0セント、売上高が8,152万ドルです。

ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想4セントに対し6セント、売上高が予想8,335万ドルに対し9,196万ドル、売上高成長率は前年同期比+250.0%でした。

修正EBITDAは1,100万ドルでした。前年同期は-570万ドルでした。

2019年度の売上高は、予想2.67億ドルに対し新ガイダンス2.65~2.75億ドルが提示されました。ちなみに旧ガイダンスは2.4億ドルでした。

ビヨンド・ミート(BYND)日足チャート
出所:トレードステーション