このレポートのまとめ
1.メドトロニックの決算はまちまちだった
2.ウォルマートの決算は悪かった
3.10Xゲノミクスの決算は良かった
4.ドロップボックスの決算は良かった
5.ジースケイラーの決算はまちまちだった
■メドトロニック(MDT) まちまちだった
医療機器メーカー大手のメドトロニック(ティッカーシンボル:MDT)の第3四半期(1月期)決算は売上高が予想を下回りました。
部門別売上高は下記の通りでした。
【心臓・血管部門】28.2億ドル +1.2%
心調律・心不全 13.9億ドル -0.3%
冠状動脈・構造的心疾患 9.48億ドル +3.8%
大動脈・末梢・静脈 4.78億ドル +0.4%
【低侵襲療法部門】21.8億ドル +2.4%
外科イノベーション 14.7億ドル +2.8%
呼吸器・胃腸・腎臓 7億ドル +1.7%
【修復療法部門】21.1億ドル +4.2%
脳 7.95億ドル +8.6%
背骨 6.7億ドル +2.9%
特殊セラピー 3.4億ドル +4.6%
疼痛治療 3億ドル -3.5%
【糖尿病部門】6.1億ドル ±0%
地域別売上高比率は下記の通りでした。
米国 52%
先進国 31%
新興国 17%
営業マージンは30.1%でした。前年同期は29.2%でした。
営業キャッシュフローは24億ドルでした。フリー・キャッシュフローは21億ドルでした。
ガイダンスの数字は良かったです。
■ウォルマート(WMT) 悪かった
米小売り最大手のウォルマート(ティッカーシンボル:WMT)の第4四半期(1月期)決算は悪かったです。
米国既存店売上比較は+1.9%でした。そのうちトランザクションは+1.0%、チケットは+0.9%でした。
メキシコ既存店売上比較は+3.4%でした。そのうちトランザクションは+0.3%、チケットは+3.1%でした。
中国既存店売上比較は+3.5%でした。そのうちトランザクションは+0.3%、チケットは+3.2%でした。
ネット通販は+35%でした。
サムズクラブ既存店売上比較は+2.2%でした。ガソリンを除くと+0.8%でした。
チリでのデモ行進、訴訟費用が一株利益(EPS)を5セント押し下げました。
■10Xゲノミクス(TXG) 良かった
バイオテクノロジー企業の10Xゲノミクス(ティッカーシンボル:TXG)の第4四半期決算は予想を上回りました。
グロスマージンは78%でした。前年同期は71%でした。
営業費用は6,680万ドルでした。前年同期は1.1億ドルでした。前年同期の営業費用の中には仕掛研究開発費が含まれていました。
■ドロップボックス(DBX) 良かった
クラウドストレージサービス大手のドロップボックス(ティッカーシンボル:DBX)の第4四半期決算は良かったです。
課金顧客数は1,430万人でした。前年同期は1,270万人でした。
課金ユーザー単価は125ドルでした。前年同期は119.61ドルでした。
GAAPグロスマージンは76.5%でした。前年同期は74.9%でした。
■ジースケイラー(ZS) まちまちだった
クラウドセキュリティ企業のジースケイラー(ティッカーシンボル:ZS)の第2四半期(1月期)決算はまちまちでした。