このレポートのまとめ
1.ネットフリックスは1月21日(火)引け後に決算発表する
2.ジョンソン・エンド・ジョンソンは1月22日(水)寄付き前に決算発表する
3.テキサス・インスツルメンツは1月22日(水)引け後に決算発表する
4.コムキャストは1月23日(木)寄付き前に決算発表する
5.プロクター・アンド・ギャンブルは1月23日(木)寄付き前に決算発表する
6.アトラシアンは1月23日(木)引け後に決算発表する
7.インテルは1月23日(木)引け後に決算発表する
8.インテューイティブ・サージカルは1月23日(木)引け後に決算発表する
9.アメリカン・エキスプレスは1月24日(金)寄付き前に決算発表する
■ネットフリックス(NFLX)
ネットフリックス(ティッカーシンボル:NFLX)は1月21日(火)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が52セント、売上高が54.5億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想1.05ドルに対し1.09ドル、売上高が予想52.5億ドルに対し52.5億ドル、売上高成長率は前年同期比+31.2%でした。
グローバルでの加入者数は1.583億人でした。前年同期比+21.4%でした。今期の新規加入者数は677万人でした。会社側予想は700万人でした。
新規加入者数の内訳は、米国内は50万人でした。会社側予想は80万人でした。価格改定後、リテンション率は完全に元に戻っていません。ちなみに米国ARPU(ユーザー単価)は前年同期比+16.5%です。
海外の新規加入者は前年同期比+23%の630万人でした。会社側予想は620万人でした。海外ARPUは前年同期比+10%でした。
営業利益マージンは18.7%でした。前年同期は12.0%でした。
第4四半期の新規加入者数は760万人を予想しています。
今回の決算発表では「Disney+」からの競争が同社の業績にどう影響を与えているかが注目されると思います。
■ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(ティッカーシンボル:JNJ)は1月22日(水)寄付き前に決算発表する予定です。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.86ドル、売上高が208.1億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想2.01ドルに対し2.12ドル、売上高が予想201.4億ドルに対し207.3億ドル、売上高成長率は前年同期比+1.9%でした。
地域別売上高では米国が+1.2%の107.91億ドル、海外が+2.6%の99.38億ドルでした。
部門別売上高では消費者向けが+1.6%の34.69億ドル、薬品が+5.1%の108.77億ドル、医療機器が-3.1%の63.83億ドルでした。
主な薬の売上トレンド:
レミケイドが-17.6%の11.4億ドル
ステララが+29.6%の16.98億ドル
インヴェガ・サステナが+13.7%の8.51億ドル
ダーザレックスが+53.5%の7.65億ドル
イムブルヴィカが+30.6%の9.21億ドル
ザイティガが-22.7%の7.41億ドル
2019年度の一株利益(EPS)は予想8.61ドルに対し新ガイダンス8.62~8.67ドルが、売上高は予想815.9億ドルに対し新ガイダンス818~823億ドルが提示されました。
■テキサス・インスツルメンツ(TXN)
テキサス・インスツルメンツ(ティッカーシンボル:TXN)は1月22日(水)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.05ドル、売上高が32.1億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想1.42ドルに対し1.40ドル、売上高が予想38.2億ドルに対し37.7億ドル、売上高成長率は前年同期比-11.5%でした。
部門別売上高は下記の通り:
アナログ 26.74億ドル -8%
エンベッデッド 7.24億ドル -19%
DLP、計算機、カスタムASIC 3.73億ドル -19%
アナログ部門ではパワー、シグナルチェーン、ハイボリュームの各セグメントが売上減を記録しました。
エンベッデッド部門ではコネクテッド・マイクロコントローラーならびにプロセッサの両方で売上高減を記録しました。
第4四半期の一株利益(EPS)は予想1.30ドルに対し新ガイダンス91セント~1.09ドルが、売上高予想36億ドルに対し新ガイダンス30.7~33.3億ドルが提示されました。
同社の第3四半期決算は、他の半導体企業より明らかに悪かったので、今回、業績的に挽回出来ているか注目したいと思います。
■コムキャスト(CMCSA)
コムキャスト(ティッカーシンボル:CMCSA)は1月23日(木)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が77セント、売上高が281.9億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想74セントに対し79セント、売上高が予想267.7億ドルに対し268.3億ドル、売上高成長率は前年同期比+21.2%でした。
ケーブル・コミュニケーションズ売上高は前年比+4.0%の145.8億ドルでした。
NBCユニバーサル部門売上高は前年比-3.5%の83億ドルでした。
スカイ部門売上高は前年比-4.2%の45.5億ドルでした。但し為替要因を除くと+0.9%でした。
修正EBITDAは前年比+17.0%の86億ドルでした。修正EBITDAマージンは39.8%でした。前年同期は38.8%でした。
売上高に占める設備投資費用は12.4%でした。前年同期は13.9%でした。
総顧客数は前年比+3%の3120万人でした。
■プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
プロクター・アンド・ギャンブル(ティッカーシンボル:PG)は1月23日(木)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.37ドル、売上高が183.4億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第1四半期決算(9月期)は一株利益(EPS)が予想1.24ドルに対し1.37ドル、売上高が予想174.3億ドルに対し178億ドル、売上高成長率は前年同期比+6.6%でした。オルガニックな売上高成長率は+7%でした。
部門別ボリューム成長率は以下の通り:
化粧品 +3%
ヘアケア -1%
ヘルスケア +17%
洗剤 +6%
ベビー生理用品 +2%
部門別売上高成長率は以下の通り:
化粧品 +8%
ヘアケア -1%
ヘルスケア +20%
洗剤 +6%
ベビー生理用品 +2%
為替要因が売上高に与えた影響は以下の通り:
化粧品 -2%
ヘアケア -2%
ヘルスケア -2%
洗剤 -1%
ベビー生理用品 -1%
買収・為替などを含まないオルガニックな売上高成長率は以下の通り:
化粧品 +10%
ヘアケア +1%
ヘルスケア +9%
洗剤 +8%
ベビー生理用品 +5%
営業キャッシュフローは42億ドルでした。
2020年の売上高は予想700.5億ドルに対し新ガイダンス697.1~710.7億ドルが提示されました。
■アトラシアン(TEAM)
アトラシアン(ティッカーシンボル:TEAM)は1月23日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が27セント、売上高が3.89億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第1四半期(9月期)決算は一株利益(EPS)が予想24セントに対し28セント、売上高が予想3.52億ドルに対し3.63億ドル、売上高成長率は前年同期比+36.0%でした。
第2四半期の一株利益(EPS)は予想26セントに対し新ガイダンス27セントが、売上高は予想3.82億ドルに対し新ガイダンス3.86~3.9億ドルが提示されました。
2020年度の一株利益(EPS)は予想1.01ドルに対し新ガイダンス1.00ドルが、売上高は予想15.5億ドルに対し新ガイダンス15.6~15.74億ドルが提示されました。
■インテル(INTC)
インテル(ティッカーシンボル:INTC)は1月23日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が1.25ドル、売上高が192.3億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想1.24ドルに対し1.42ドル、売上高が予想180.7億ドルに対し192億ドル、売上高成長率は前年同期比+0.1%でした。
部門売上高は以下の通り:
クライアント・コンピューティング +5%の97億ドル
データセンター +4%の64億ドル
IOT +9%の10億ドル
モービルアイ +20%の2.3億ドル
メモリー +19%の13億ドル
プログラマブル +2%の5.1億ドル
グロスマージンは58.9%でした。前年同期は64.5%でした。
第4四半期の一株利益(EPS)は予想1.21ドルに対し新ガイダンス1.24ドルが、売上高予想188.3億ドルに対し新ガイダンス192億ドルが提示されました。
2019年の一株利益(EPS)は予想4.38ドルに対し新ガイダンス4.60ドルが、売上高予想694.7億ドルに対し新ガイダンス710億ドルが提示されました。
■インテューイティブ・サージカル(ISRG)
インテューイティブ・サージカル(ティッカーシンボル:ISRG)は1月23日(木)引け後に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が3.38ドル、売上高が12.7億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想2.99ドルに対し3.43ドル、売上高が予想10.6億ドルに対し11.3億ドル、売上高成長率は前年同期比+22.5%でした。
今期、275台のダビンチが出荷されました。前年同期は231台でした。
2019年の処方成長率ガイダンスは+17から18%が提示されました。旧ガイダンスは+16から17%でした。グロスマージン・ガイダンスは71~71.5%が示されました。旧ガイダンスは70~71%でした。
■アメリカン・エキスプレス(AXP)
アメリカン・エキスプレス(ティッカーシンボル:AXP)は1月24日(金)寄付き前に決算発表します。
コンセンサス予想は一株利益(EPS)が2.02ドル、売上高が113.6億ドルです。
ちなみに10月に発表された同社の第3四半期決算は一株利益(EPS)が予想2.02ドルに対し2.08ドル、売上高が予想109.4億ドルに対し109.9億ドル、売上高成長率は前年同期比+8.3%でした。為替要因を除いた売上高成長率は+9%でした。
貸倒引当金は前年同期比+8%の8.79億ドルでした。損金計上ならびに支払い遅延残高が少し増えたことが貸倒引当金を積み増した理由です。
営業費用は前年同期比+9%の78億ドルでした。カスタマー・エンゲージメント費用の増加がその一因です。
カードメンバー支出額は前年同期比+7%でした。
第4四半期の売上高は予想113.9億ドルに対し新ガイダンス113.1~115.2億ドルが提示されました。
2019年度の一株利益(EPS)は予想8.10ドルに対し新ガイダンス7.85~8.35ドルが提示されました。