先月20日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月決算企業の本決算発表も先週から本格化しています。先週末は決算発表前半戦のピークでTOPIX500採用銘柄でみると70社近い企業が決算を発表しています。そこで今回は早速TOPIX500採用の3月決算企業を対象に28日の決算を集計してみました。

それをみると引き続きコンセンサス予想を下回る会社予想が目立ちますが、なかにはコンセンサス予想を上回る強気の予想もみられます。例えば昨年10-12月期に続いて今年の1-3月期の受注額が2四半期連続で過去最高となるなど主力の半導体製造装置が好調な東京エレクトロン(8035)では、コンセンサス予想を大きく上回る会社予想を発表しています。そのほか富士通(6702)や神戸製鋼所(5406)、電源開発(9513)などが強気の業績予想を発表しており、いずれも株価が大きく上昇しています。