本日の日本経済新聞では、証券会社のアナリストが企業の業績見通しを引き上げる動きが相次いでいると伝えています。円安進行を受けて収益が改善するとの見方が増え業績予想を上方修正した銘柄の割合から下方修正した割合を引いて算出するQUICKコンセンサスDIは12月末時点で17と前月に比べ19ポイント改善しプラス圏に浮上して2年ぶりの高水準となったとのことです。

そこで今回は決算後にアナリストのコンセンサス予想が大きく上昇した銘柄を取り上げてみました。具体的にはTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算前に比べてコンセンサス予想が10%以上上昇しているものをピックアップしてみました。例えば決算後にコンセンサス予想が1割余り上昇したホンダ(7267)では、その上昇したコンセンサス予想が会社予想を18%近く上回るほか、コンセンサス予想が2割上昇したローム(6963)では会社予想を16%余りコンセンサス予想が上回っています。