ブルーチップ銘柄のペアが、第2四半期に市場を上昇させた。

ウォルト・ディズニー(DIS)とマイクロソフト(MSFT)は、3月末以来、ダウ工業株30種平均のなかで最もパフォーマンスが良かった。ディスニーは、11月に開始するストリーミング・サービスを発表し、25%の上昇を記録した。

ディズニー+は、ケーブルテレビ会社に頼ることなく、数百万人のファンに直接アクセスできるようにしている。また、ネットフリックス (NFLX)を下回る価格設定となっており、ストリーミング・ビジネス・モデルの先駆者となった同社にとって大きな脅威となっている。

新サービスのほか、その他事業も堅調に推移した。映画「アベンジャーズ」は4月に記録的な滑り出しを見せた。また、アミューズメントパークの来場客数が予想を上回ったことから、5月9日に発表された業績は予想を上回った。

ウォルト・ディズニーの日足チャート 50日移動平均線

マイクロソフト(MSFT)は、サブスクリプション(定期購読)モデルを採用したことで14%増加した。AzureやOffice 365などのクラウド型サービスが収益を押し上げ、収益は過去のコンセンサスを上回った。その後、サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は5月前半に新製品とWindows 10のアップグレードを発表した。

第2四半期の出遅れ銘柄は?

同四半期のダウ・ジョーンズ・インダストリアル・アベレージで最もパフォーマンスが悪かったのは、競争力を保てなかった企業であった。

スリーエム(MMM)は、旧製品群に対する需要が引き続き低迷したため、17%減と最も大きな落ち込みとなった。また、中国での受注減速の壁にもぶち当たった。4月25日、これらのマイナス要因により、スリーエムは、1987年以来、1日間での最大の下落となった

スリーエムの日足チャート 50日移動平均線

米薬局大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は、払い戻し金額が少なかったこと、既存店売上高の減少、業績見通しの悪化などの悪材料が重なり、同じく1日間で14%下落となった。Market Insightsが四半期が始まる直前に予想していたとおりとなった。

S&P 500指数のうち大きく動いた銘柄は?

また、第2四半期のS&P 500インデックスの一部の大手企業についても見てみよう。

値上がり銘柄:
・アナダルコ・ペトロリアム(APC)は、オクシデンタル・ペトロリアム(OXY)による380億ドル規模の買収を受け、55%の上昇となった。シェブロン(CVX)は買収を断念し、違約金を受け取った。

・トータル・システムズ (TSS)は、 グローバル・ペイメンツ (GPM)により215億ドルで買収された。トータル・システムズは4-6月期に35%上昇した。

値下がり銘柄:
・マイラン(MYL)は33%下落。価格圧力と多額の負債が圧迫した

・ギャップ(GPS)、コールズ(KSS)、フットロッカー(FL)はいずれも約32%下落。アパレル業界では、ショッピングセンターの来店客数が依然として低迷しており、「小売りアポカリプス」が続いている。しかし、ウォルマート・ストアーズ(WMT)やダラー・ツリー(DLTR)などのディスカウントストアは、この傾向を打破している。

 

本レポートでの株価変化率は、すべて6月27日(木)時点の終値を適用しています。

 

(原文)
Disney, Microsoft Led the Dow Higher in the Second Quarter

※スピーディーな情報提供のため機械翻訳を用いており、日本語が正確でない場合がありますので、あらかじめご了承ください。 また、原文掲載日と本サイト上の掲載日が異なる場合があります。