3月期決算銘柄の中間決算発表も終了しましたが、折り返しの中間決算ということもあって業績予想を見直す企業も目立ちました。しかし、その一方で通期の業績予想を変更しなかった企業も少なくありませんでした。こうしたなか昨日はそうした企業のなかから会社計画に比べ上期実績が大きく上振れた銘柄を取り上げましたが、今回はコンセンサス予想を大きく上回ったものを取り上げてみました。

具体的には上期実績がコンセンサス予想を1割以上も上回りながらも通期予想が据え置きとなった3月期決算銘柄をピックアップしてみました。こうした銘柄は決算発表後に株価が好反応をみせていますが、そのなかでも上期は4割近い大幅な減益ながら実績がコンセンサス予想を大幅に上回ったカプコン(9697)や、実績がコンセンサス予想を2割上回り、上期が5割を超す大幅な増益となった伊藤忠テクノソリューションズ(4739)では決算発表の翌日に株価が1割前後上昇し急伸しています。